芸術に関する意識

 Bonjour~

 

今回は、私が感じている日本とフランス、ヨーロッパの芸術に関する意識の違いについて書いてみたいと思います。

 

ボルドーには、1780年に建てられた立派なボルドーオペラ座があります。パリのガルニエ宮は1875年に建てられたため、とても古いです。その理由の一つとして、フランス革命の時に壊されなかったからということが大きいと思います。それは、それまで貴族を主人公としたバレエなどが多い中初めて市民を主人公とした ”ラフィーユマルガルデ” を上演したためだそうです。

現在でもオペラ・ダンス・コンサートを定期的に上演しています。特にコンサートはたくさんあるようです。

そして、学生、26歳以下などであれば、わずか一番悪い席だと14ユーロほどで見ることができるのです!一番悪い席であっても、パリ・オペラ座などであれば広すぎるため見えない、、、なんてこともありますがボルドーオペラ座は断然狭いため、真ん中の方の席を選べば天井桟敷に座ったとしてもよく見ることができます。また、例えばパリ・オペラ座の一等席は学割を使ったとしても100ユーロ以上もしますが、ボルドーだと一等席も学割27ユーロほどで見てしまいます!

なので私はボルドーにきて、コンサートやバレエを頻繁に見に行くようになりました。初のオペラも鑑賞してきました。内装もとても綺麗なので、ボルドーにくる機会があれば是非みてみてくださいね。

 

このようなオペラハウスはボルドーやパリなどの比較的賑わっている街だけでなく、ほとんどのどこの街にでもあります。そして手頃な値段で鑑賞できるので、日本との芸術への意識の差が感じられます。また、大きなオペラハウスはそのオペラハウス専属のアーティスト達が雇われており、きちんと福利厚生が整っているそう。日本でも、もっと芸術に対する意識が高まればいいなーと思っています。

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ではまた。

 

Bisous⭐︎