摂食障害
Bonjour~
いきなりですが、私は摂食障害の治療を受けています。過食症だからです。
私がなぜ過食症になってしまったかなどをこの記事で書きたいと思います。
私は、プロになることを目指してダンスの勉強をしています。
主にクラシックバレエをやっています。やはり、クラシックバレエは特に外見でジャッジされることが多いので、思春期の少し太り始める時期から母は食事に気をつけてくれていました。
しかし、思春期の私は学校やレッスン帰りに隠れて買い食いすること覚えてしまい、ずっと隠れて買い食いをしていました。母が普段の食事を気をつけてくれていたため、一気に太ると言うことはありませんでしたが、バレエ界では決して細い方ではありませんでした。先生にも痩せた方がいいといつも言われていて、コンプレックスになっていました。
そして、いつも色々なダイエット方法を探していました。
そして、15歳の時留学することが決まりました。その時の体重は45キロ。最初の半年ほどはホームステイをしていて、ホームステイの家族と一緒に食べていたため、太ることなく過ごしていましたが、半年経ってまた買い食いし始めてしまいました。それで太ってしまい、50キロに。そこからダイエットをし、47キロに落としましたが、友達の家族と旅行に行く機会があり全部また戻り51キロ。その後夏休みだったので、日本に戻り、帰ってきたときには母が気をつけてくれていたのでまた47キロに戻っていました。
この頃はまだ自分の意思が弱いからだと思い自分を責めていました。
こんな痩せて太ってをずっと繰り返していました。もしかしたら、4キロくらいなら…と思う方もいると思います。しかし、レオタードを毎日着て、ほぼ裸状態で鏡に向き合っているととてもわかりやすいんです。
そして、ついに吐くことも覚えてしまい、どんどんエスカレートしていきました。
毎日吐いている状態でやっと、何かがおかしいのかもと自覚し始めました。そして、信頼している友達、先生に少し話し始め、今は精神科の先生に二週間に一回カウンセリングと催眠治療を受けています。
治療を始めて二か月くらいなのですが、少しずつ改善しているのを感じています。ストレスを感じたり、イライラした時は再発しやすいですが、ずいぶん過食する頻度も減りました。しかし、長い間かけて発症したものなので、治療に時間がかかると思うので、根気強く治療していきたいです。
なぜこの記事をどうしても書きたかったかと言うと、私は自覚し始めまるまで、摂食障害なんて私に絶対に関係ないと思っていたからです。
色々なドキュメンタリーを見ることが好きなので、もちろん過食症についても、拒食症についても知っていて、怖いなーと思いながら、自分には関係ないけどと見ていました。
外見で判断されるから、食べ物を気をつけるは当たり前、隠れ食いしてしまう自分は意思が弱く、プロ意識が低すぎる自分にもっと厳しくしないと…と思っていたので、自分の食べ物への関わりがおかしいと自覚するのに時間がかかりました。
同じようにダンサーはもちろん、細いことは正義、ダイエットしようという文化がある現在、本当は摂食障害になっている人は多いのではないでしょうか。そして、ダイエットしている方でこんなに食べてと自分を責めてしまっている方、もしかしたら自分のせいではないかもしれません。もしかしたらお腹が空いているのはただ単に栄養が足りていないから、過食嘔吐などによって満腹を感じづらくなってしまっているのかもしれませんよ。自分の意思が弱いからではない可能性も高いですよ。
自分を責めすぎず、体と心の声をちゃんと聞き、ケアがきちんとできるようになりたいなと思います。
もし、同じように少しでも悩んでいる方、辛い方がいれば是非コメントをください。
周りの人には言えない悩みでも赤の他人であればいいやすいこともありますし、言葉に書いたり言ったりするだけでもスッキリするかもしれません。
では、とてもシリアスになってしまいましたが、同じように悩んでいる方がいれば、少しでも助けのなればとどうしても描きたかった記事です!
Bisous⭐︎